1943 5月18日ザルツブルグにて、共に教師であったエドワードと
マリア•ダンツィンガー夫妻の3人の子供のうちの長男として生まれる。
1962 – 1970 グラーツ医大で医学を学ぶ。在学中3年間、学術助手として、
解剖組織研究所に勤める。
1972 – 1977 グラーツ大学精神神経病院にて、勤務医を経て、医長として勤務。
精神分析、および集団精神分析家の資格取得。
心理学と社会学を修める。
カーラウ男子刑務所の勤務医を勤める。
1978 ハノーヴァーの医科大(ドイツ)とロンドンのモーズリー病院に留学。
1979 – 1982 グラーツ精神社会相談センターの創立、所長。
1982 ウィーン近郊クロースターノイブルグの州立グッギング精神神経病院医局長。
ウィーン精神分析学会の会長
1987 グラーツ医大医学部で、臨床心理学の大学教授資格取得。
1991 ザルツブルグ州立神経病院の精神科局長。
ザルツブルグ大学にて科学教員として勤務。
1996 – 2008 シュタイヤーマルク州立グラーツ•ジークムント•フロイト神経病院院長および精神第二科の医局長。
2008 - グラーツ精神分析学会、PSY3資格取得カリキュラム、グラーツ医大での教鞭、および、精神分析家としての活動。
2010 - 水、波をテーマにした油絵個展をオーストリア、スイスで開く。
ウィーン精神分析学会、ジークムント•フロイト大学において、セミナー、講義、講演会多数。
2021 ウィーンフロイト博物館にて、年4回の精神分析的文化批評のための討論会を立ち上げる。
2023 第11回目の油絵個展『仮面』に向けて、精力的に制作活動をしていた矢先に、大動脈剥離により急逝。
出版著作物 犯罪心理学、心理分析、安楽死、社会心理などのテーマで論文、エッセイ、雑誌、学術誌などの著作多数。
プライベート: 職業音楽家の妻、子供4人
趣味: 油絵 アルゼンチンタンゴ 囲碁 書道